奥地建産株式会社

研究レポート1 太陽光発電システム架台 sun catcher

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めっき技術

さまざまな環境条件に最適の表面処理をラインアップ。

日本には太陽光発電システム架台にとって穏やかな環境から、海辺の過酷な塩害地までさまざまな環境があります。そのひとつひとつの環境に適した表面処理を私たちはご用意しています。特に海浜や沿岸地域対策として高耐食性溶融亜鉛めっきを採用しており、産業用架台業界では初となる塩害地における20年保証を実現しました。

環境条件に適した表面処理のラインアップ

一般的な溶融亜鉛めっきの10倍以上の耐食性を持つ高耐食性溶融亜鉛めっき。

塩害地域におけるサンキャッチャーの20年保証を実現する高耐食性溶融亜鉛めっきとは、溶融したZn、Al、Mgの合金浴槽に架台鋼板をディッピングして行うめっき手法です。アルミニウムが添加されているため、一般的な溶融亜鉛めっきよりも緻密で防食性能が高い保護被膜を形成。溶融亜鉛めっきに比べて2~10倍も耐食性が向上するとともに、環境負荷が少なくて環境にやさしい表面処理といえます。

●高耐食性溶融亜鉛めっき断面解析

高耐食性溶融亜鉛めっき断面解析

●塩水噴霧試験写真

溶融亜鉛めっきと高耐食性溶融亜鉛めっきの塩水噴霧比較試験

塩水噴霧試験写真

●高耐食性溶融亜鉛めっき暴露試験

(腐食減量の経年変化、10カ年大気暴露試験による腐食減量)

10カ年間大気暴露試験による腐食減量
大気暴露試験による腐食減量の経年変化

※(社)日本溶融亜鉛鍍金協会 技術・技能検定委員会 耐食グループ/北陸自動車道徳合川橋における大気暴露試験

●全国大気暴露試験

私たちは鉄素材およびめっき加工の耐久性研究・実証のため、気候や立地条件の異なる全国7カ所で暴露試験を行っています。

暴露試験
全国での暴露試験

ボルト・ナットの耐久性

ボルト・ナットなどの接合部材には溶融亜鉛めっきの耐食性をいちだんと向上させるため、塩害地向けにはアルミニウムを55%添加した合金めっきを採用。アルミニウムと亜鉛の複合生成物によって非常にすぐれた耐食性能を発揮し、膜厚は薄めであるにも関わらず溶融亜鉛めっきの10~20倍の耐食性を有し、塩害や酸性雨、豪雪地域などにおける小さな部材の錆対策としては最適です。

※標準仕様にはHDZ(溶融亜鉛めっき)を使用

ボルト腐食比較